梅田恭子展「1ペイジの本」新潟絵屋(新潟市)

niigata eya exhibition 684

久々に梅田恭子の銅版画を展示する。 「加えて…点字で言葉をなげかける作品を制作予定」と連絡をうけた。銅版画と点字の共通点について梅田は語っていた。 エッチングでは版を覆う皮膜の欠/凹が刷りを介してインクの盛り上がり/凸になる。一部の作品の凸(=点字、線)は今回さわってほしいともいう。「見る」が「見えない」に裏返され、なにが指あるいは目に映るのか。見るなどの身体的作用の有無の先に、あるいは有無が消去されてあらわれるものに、孤独で果敢なこの表現者は、心をくだいている。(企画者:新潟絵屋 大倉 宏)

  • 開催期間:12/16[月]―29[日]
  • 開廊時間:午前11時〜午後6時 ※最終日は午後5時まで
関連イベント
「さわってみえるかのものは/視覚に障がいのある方と共に体験する試み/1ペイジの本 」

梅田恭子の作品の置かれた会場で、作品にさわり、気配や匂いを感じ、ダンサーにさわられる時間を共に体験するひとときです。視覚に障がいのある方の参加を求めます。
主催:新潟絵屋/共催:砂丘館
申込先:新潟絵屋 info@niigata-eya.jp/tel.fax.025-222-6888

  • 12/18[水]19:00~
  • 会場:砂丘館・蔵
  • 舞い:堀川久子
  • 定員20名/参加無料/要申込(新潟絵屋へメールまたは電話にて)

認定NPO法人 新潟絵屋
新潟市中央区上大川前通10番町1864
TEL&FAX 025-222-6888
Email info@niigata-eya.jp
開廊時間 午前11時〜午後6時
各企画とも最終日は午後5時まで