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『ディム、ソノ音』 モノタイプ、詩片 2010年
※終了しました
ミニアチュール神戸展vol.10 -じゅう/自由-
2010年7月24日(土)~8月4日(水) 終了しました
12:00~19:00 ※火曜日は18:00まで・最終日は15:00まで
ギャラリー島田
〒650-0003兵庫県神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
Tel/Fax:078-262-8058
E-mail:gallery.shimada@dream.com
有田芳生 著 『闘争記』(教育史料出版会)の表紙に、
銅版画を使用していただきました。
『闘争記』
著者:有田芳生
発売日:2010年6月2日
ISBN978-4-87652-507-2
B6判 定価1700円(税別)
発行元:教育史料出版会
東京 日本橋 ギャラリー砂翁にて 蜜蝋画と銅版画の作品展がはじまりました。
※5/19で終了しました。
最寄は三越前駅ですが神田駅南口から駅前の通りを左へ、交差点『今川橋』を左折 国道17号(中央通り)を直進500m、 『木屋』(三越劇場向い)の交差点を左折します。徒歩約15分ほどです。
東京駅からも、新しくなった『日本橋口』をでて直進、常盤橋を渡り、明治29年に建てられた日本銀行の脇(江戸桜通り)を通って、徒歩約20分ほどです
新作と東京未発表の作品を約30点展示の予定です。
2010年5月7日(金)~19日(水) 終了しました
11:00~19:00 日曜日休み・最終日は17:00まで
ギャラリー砂翁
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-3-1渡辺ビル
Phone:03-3271-6693
E-mail:saoh@jpin.co.jp
辺見庸 著 詩文集『生首』(毎日新聞社刊)の表紙に、
蜜蝋ドローイングを描かせていただきました。
詩文集『生首』
著者:辺見庸
発売日:2010年 03月 24日
ISBN978‐4‐620‐31956‐8
A5判 定価1700円(税別)
発行元:毎日新聞社
あーとぴっくす
妙に懐かしい言葉以前の情景
梅田恭子「ディム、ソノ音」―銅版画 板に鉛筆画―
(2010年3月2日~10日 新潟絵屋)
字がうまいとか達筆である、ということではないのだけれど、梅田さんの書く文字は美しい。ひらひら落ちては消える春の雪のよう。タイトルの「ディム」と は「薄ぼんやりとした」という意味だそう。でも梅田さんの作品自体は案外ぼんやりなどしていない。
時として天体望遠鏡で撮影された、はるかかなたの天体のように。或いは顕微鏡のプレパラートに蠢(うごめ)く微生物の姿にもみえる作品は、そのどちらでもなく、梅田さん自身の心。それも文字や言葉になる以前の、感情の動きがそのまま描かれたものなのだろう。
明確な輪郭を与えたら、どんどんウソになってしまう細やかな、しかし確たる感情の流れは、胎内のような薄闇に生まれ、成長し、暴発し、流動し、収斂(しゅうれん)し、また薄闇に消えていく。梅田さんの作品を言葉にするのは難しい。言葉以前の情景だからか。でも初めて目の前にした作品なのに、どこか遠い昔、その風景をみたことがあるような既視感、妙な懐かしさを覚えるのは、自分の内にも存在した心の中の情景だからなのかもしれない。
雪片のひとひらずつを記録し続けた学者がいた。梅田さんもまた、自分が存在しているその一刻一刻の感情の記録をし続ける。雪は無音のようでいて雪の降る 音というのは、やっぱりある。「ソノ音」というその音も無いようでいて、確かにある音なのだろう。以前、作品をみた時、無音のようでいて流れ続ける音があ る、と思ったが、梅田さん自身もその音を聴いていたのか。
田代草猫(俳人)
新潟日報(朝刊・2010年3月1日) 新聞社と執筆者の許可を得て転載
ディム、ソノ音 企画:上田浩子
会期:2010年3月2日(火)~3月10日(水)11:00~18:00
※最終日は17:00まで・会期中無休 終了しました
銅版画と板に描いた鉛筆画を展示いたします。
また、
銅版画詩画集『眠ルカ、空』(大阪・天音堂ギャラリー刊 2009年 限定9部)
も、併せて展示いたします。
『眠ルカ、空』は銅版画作品のあわいに詩片の挟まった17葉の物語です。
新潟での六年振りの作品展です。
新潟絵屋
〒951-8068 新潟市中央区上大川前通10番町1864
TEL & FAX 025-222-6888
info@niigata-eya.jp http://niigata-eya.jp/