白の領域 黒の領域 ギャラリー島田(神戸)

白の領域 黒の領域_1

白の領域 黒の領域_2

白の領域・黒の領域 ※終了しました
2016年9月17日(土)~28日(水)12:00~19:00※火曜日は18:00、最終日は17:00まで

山内雅夫 遠藤泰弘 ファステンハウト 川島守彦 元永紅子 矢原繁長 アーノウ 石井誠
久保洋子 クボタケシ 上村亮太 松谷武判 藤本由紀夫 内藤絹子 上前智祐 
浮田要三 政木貴子 植松栄次 中村文治 梅田恭子 and more

あらゆる光を乱反射させた際に生み出される色の白に対して、あらゆる光を吸収した際に生み出される色の黒。
「白黒をつける」というように白の純粋、黒の負のイメージがあるが由はない。
しかし、二つの混合である無彩色を含め、どこか静謐さを漂わせ祈りの気配を漂わせて惹かれる。
その究極が山内雅夫でありその精神性は海外でも評価されている。
しかし白、黒という色の特性だけでは表現たりえない。
それぞれ作家たちがどのような表現世界に挑んできたのか、
ギャラリー島田のコレクションから、そうした作品を選んでみました。
島田誠

ギャラリー 島田
〒650-0003
兵庫県神戸市中央区山本通2-4-24
リランズゲート1F
TEL/FAX:078-262-8058
http://gallery-shimada.com/

 

募金のご報告・梅田恭子展  菊川画廊(山口・宇部)

菊川画廊_熊本地震支援募金風景

菊川画廊_熊本地震支援募金

このたびの菊川画廊での作品展では、
たくさんの方にお越しいただきまして、ほんとうにありがとうございました。

会場では、作品の一部を切って留めたしおりを、
熊本地震からの復旧の支援として販売し、募金とさせていただきました。
総額は、21,000円になりました。

みなさまからのご厚意全額を、本日、宇部日報社さまに委託いたしました。
集まりましたご厚意は、※日本赤十字社山口県支部さま宛へ義援金として送金されます。
義援金は日赤本社に集約され、被害状況に応じて配分金額を決定後、
被災された方々に届けられます。(※以下は宇部日報ウェブサイトより一部を抜粋)

こころから、お礼申し上げます。ありがとうございました。

宇部日報社
〒755-0032
山口県宇部市寿町2丁目3−17
http://ubenippo.co.jp/

 

菊川画廊
〒755-0019 山口県宇部市東新川町4-16
tel/0836-31-9822 fax/0836-31-9844
http://nirei-art.com/link/kiku/kikugawa.html

[開催中]梅田恭子展 ードローイング・硝子絵ー 菊川画廊(山口・宇部)

菊川画廊

菊川画廊

菊川画廊

菊川画廊

菊川画廊

梅田恭子展 - ドローイング・硝子絵 –
2016年9月3日(土)~10日(土) 10:00~18:00 ※会期中無休 ※終了いたしました。

未発表作品を含む47点が並びました。お近くにお越しの際には、ご高覧いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします

菊川画廊
〒755-0019 山口県宇部市東新川町4-16
tel/0836-31-9822 fax/0836-31-9844
http://nirei-art.com/link/kiku/kikugawa.html

梅田恭子展 - ドローイング・硝子絵 - 菊川画廊(山口・宇部)

菊川画廊2016_写真面 菊川画廊2016_切手面

梅田恭子展 - ドローイング・硝子絵 –
2016年9月3日(土)~10日(土) 10:00~18:00 ※会期中無休 ※終了いたしました。

 

  私の時は、御手の中にあります。 旧約聖書 詩篇31篇15節

 

会期が改まりまして、九月に個展をさせていただくこととなりました。

キャンバスに鉛筆、油絵具などを用いたドローイングや、硝子絵などを出品いたします。
ご高覧いただけましたら幸いです。どうぞ、よろしくおねがいいたします。

菊川画廊
〒755-0019 山口県宇部市東新川町4-16
tel/0836-31-9822 fax/0836-31-9844
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ミニアチュール神戸展 vol.16 いまこそわたれわたり鳥 ギャラリー島田(神戸)

ミニアチュール神戸展 Vol.16_1 ミニアチュール神戸展 Vol.16_2

2016年7月23日(土)〜8月3日(水)  12:00〜19:00
※火曜日は 〜18:00、最終日は 〜16:00まで ※終了いたしました

 新作の銅版画を一点、展示させていただきます。どうぞ、よろしくおねがいたします。

ギャラリー 島田
〒650-0003
兵庫県神戸市中央区山本通2-4-24
リランズゲート1F
TEL/FAX:078-262-8058
http://gallery-shimada.com/

お知らせ 梅田恭子展 菊川画廊(山口・宇部)

菊川画廊にて予定しておりました作品展につきまして、
都合により開催が延期となりました。申し訳ございません。
梅田恭子展
会期:2016年6月17日(金)~25日(土) 会期中無休 ※延期となりました

菊川画廊
〒755-0019 山口県宇部市東新川町4-16
tel/0836-31-9822 fax/0836-31-9844
http://nirei-art.com/link/kiku/kikugawa.html

山本忠勝美術評論集出版記念展 坂の上の作家たち ギャラリー島田(神戸)

坂の上の作家たち_写真面 坂の上の作家たち_切手面

山本忠勝美術評論集「坂の上の作家たち」(ギャラリー島田刊)刊行記念展

神戸新聞社在籍中に神戸の芸術文化に関わる評論を数多く書いてこられた山本忠勝さん。
対象への深い理解と愛情があり、評する相手を密かに励まし、導いた。その言葉を心に刻んで歩んだ多くの人を知っている。
自身の深層意識まで掘り当てられ、しばしば感嘆し、感謝し、ゆくべき指針を心に抱くこととなった。
書き下ろしの「ギャラリー島田という絶壁」をはじめ22名の作家の評論をまとめました。(ギャラリー島田HPより引用)

この作品展は、評論集で取上げられた作家の作品による展覧会です。

掲載作家:
松村光秀、高野卯港、武内ヒロクニ、中井博子、栃原敏子、樋上公実子、上村亮太、上前智祐、金月炤子、鴨下葉子、石井一男、岡井美穂、笹田敬子、北村美和子、桑畑佳主巳、坪谷令子、中辻悦子、山内雅夫、徳永卓麿、コウノ真理、三沢かずこ、梅田恭子(文章掲載順)

2016年5月14日(土)〜5月25日(水)  12:00〜19:00
※火曜日は 〜18:00、最終日は 〜16:00まで ※終了いたしました

■神戸塾312回土曜サロン
山本忠勝美術評論集「坂の上の作家たち」刊行記念トーク
2016年5月21日(土) 15:00〜 [予約不要・無料] ※終了いたしました

■「坂の上の作家たち ギャラリー島田という絶壁 山本忠勝美術評論集」
著者 山本忠勝 発行 ギャラリー島田  製作 風来舎

価格 1,620円(税込) 118p
※会期中は¥1500で販売いたします。

ギャラリー 島田deux
〒650-0003
兵庫県神戸市中央区山本通2-4-24
リランズゲート1F
TEL/FAX:078-262-8058
http://gallery-shimada.com/

テムズコレクション展・XIII 2016/5/12~21 ギャラリーテムズ(東京・小金井)

テムズコレクション展_13 写真面

テムズコレクション展_13 切手面

テムズコレクション展・XIII

2016年5月12日(木)~21日(土)
11:00~17:00 ※17(火)・18(水)休み 
※終了いたしました

出品作家:
井波未知子、石垣むつみ、及川伸一、小形香代子、荻野美穂子、菅野美榮、北崎洋子、高下せい子
高島進、高橋理和、高橋洋子、田鎖幹夫、深沢軍治、梅田恭子

ギャラリーテムズ
〒184-0013東京都小金井市前原町3-20-2
Tel:042-384-3564 Fax:042-381-2602
http://www.gallery-tems.com/

○JR中央線武蔵小金井駅より徒歩8分
○京王線府中駅北口よりバス・武蔵小金井行き・貫井横丁下車徒歩4分

【開催中】梅田恭子展『ツブノヒトツ』 北書店(新潟)

北書店_1

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北書店画廊 梅田恭子展『ツブノヒトツ』

2月29日(月)~3月19日(土)※終了しました。ありがとうございました。

連作銅版画「ツブノヒトツヒトツ」(全105 点)は、梅田恭子の2003 年の作品。それから10 数年後の現在のドローイング、モノタイプの作品を市役所前の書店・北書店の一角で紹介します。キャンバスの絵は、うすく溶いた油絵の具で描かれ、モノタイ プ(一点ものの版画の意味)は、版に描いた絵を、絵の具が乾かぬうちに紙に転写したもの。「ヒトツヒトツ」から「ヒトツ」が一つ抜け、「ヒトツ」(作品の 個)がさらに際立ってきました。 -  会場案内パネルより -

ドローイングとモノタイプをあわせて15点展示していただきました。
お近くにお越しの際にはお寄りいただけましたら幸いです。

新潟絵屋ブログ:みるものとよいところに掲載していただきました。

北書店画廊

平日:10時~20時、土曜:正午~20時、日曜休
会場:北書店/新潟市中央区医学町通10-1ダイアパレス医学町101
主催:新潟絵屋、北書店

新潟日報『展覧会へようこそ』欄に展示情報が掲載されました

「散下」2003年

 

新潟日報『展覧会へようこそ』欄に現在開催中の砂丘館の展示情報を掲載していただきました。
以下引用いたします。

 

『梅田恭子展「ツブノヒトツヒトツ」 (砂丘館) 繊細さと強さ 版画の宇宙

 砂丘館では、画家・版画家の梅田恭子が2003年発行の季刊『版画芸術』122号の付録として制作した、銅版画『ツブノヒトツヒトツ』全105点を展示している。
 同紙は06年まで毎号1人の版画家の版画を袋とじにして添付していた。それを105種類も制作したのはおそらく梅田だけだろう。総計約7000点を、梅田は1年をかけて制作し、自ら刷った。雑誌という綿毛で宙に舞った105点は、日本中に散らばった。本展では梅田が自ら言葉を書いた紙片30点と、それらに先立って制作された8点を加えた143点が一堂に会した。
 そうした出自ゆえに画面は小さい。繊細と強さをあわせ持つ線、崩れが動きになり、嵐となり、同時に沈黙を感じさせる版画は105の星の105の海の、森の、夜の風景のように違っている。
 構成された配列に沿って、一点一点を見ていくと、意外にも言葉に強く働きかけられる。
 言葉とは紙片の言葉、版画に付されたタイトル、小さい、うすい漢字カタカナ混じりの梅田の字などを差す。ここに引用しても、味わいが十分に伝わらない、と思うのは、それらが版画や全体の構成などとともに見られ、読まれることで、独自の声となり意味に入りきれないものを乗せて、こちらに浮遊してくるからだ。
 しかも、ちょうど雪降る夜に運転すると、ライトに照らされた雪粒が、弧を描いて彗星のように近づいてくるが、ぶちあたると思う瞬間に軌道をそれてゆくように、それらの言葉は読み手である私を、直前でそれてゆく。面白いと思うのはそこである。
 版画のイメージは密度濃く、強烈だが、その強さが、画面の小ささ、言葉の作用などで、劇的、深刻、重さの地層からはがされ、軽量化し、可動化している。あたかも作者は、絵と言葉によって、真剣に何かを言おうとしているのだが、同時にその何かが声高にならず、明確に伝わりすぎないように全力を費やしている、そんなふうに見える。
 自己宙、と書かれた紙片がある。ジコチュー(自己中心)の狭さが、同時に宇宙の広さであるとも読める。版画集の付録という狭い通路を通って、このふしぎな宇宙におどり出た、梅田らしい造語だ。
 砂丘館ではほか、和室などに新作ドローイングがあわせて展示されている。

(大倉宏・美術評論家)

■梅田恭子展『ツブノヒトツヒトツ』は3月21日まで、新潟市中央区西大畑町の砂丘館で開催。5日午後2時から作者によるトーク、6日午後4時から堀川久子さんによる舞踏がある。 』

 

執筆:大倉宏氏  新潟日報 2016.2.27